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5月, 2008の投稿を表示しています

見つめる

左胸さんと右胸さんが引き千切れそうになる 何も食べたくない気分でもあり いつまでも満腹にならない気分でもある 男友達が煙たくなり 女友達の意見を聞いてみても どこかしっくりこない あー来ない 語るまでもなく 語るほどでなく 一言で終わる衝動に 本望でもあるけれど踊らされている 生きることも 笑うことも まずは置いといて、 隣り合いたいだけなのよ あーそれだけ きっとおばさんになったら こんなことは淡い思い出とか セピア色の郷愁じみたキャンディーにでもなるんだろな こんなことだけど こんなことがわたしの9割以上だったりする おばさんには忘れがちだろうて おじさんには到底わかるまい

やるせない

痛む胸をだきしめて 引きずるような毎日 曇り空の下 南へ北へ 軋む痛みを伴って 熱っぽい一週間 体調も良くない 貴方と私 互いが相手を 見間違い 理想と本望を 履き違え 今日はどの街に居たらよい? 明日はどこへ行けばいい?曇り空の下 貴方と私 京が暑くなるわ 明日は会えると良いわ 貴方と私

疾走

風を切るわけでもなく 咽返るほどのなかでもない 熱意が溢れ出て、駆られたわけでもなく、 なくなく、、、あるんだって! 気持ちが良い 吐いた後ゆっくりと呼吸してみて 流れがカラダに行き渡る感覚 緑が育ち 光が注ぎ 水が巡る そのなかで皆が生かされている 小さな 小さなこの世界 無気力やため息や倦怠を押しのけて ちょっとクローゼットの隅にでも 利己的に 明日のこと 数年先のことを見つめながら 明日も知れない方は 眩しい明日が来るということで 眠れない方は 清清しい朝のことを思いながら、 痛みに苦しむ毎日の方は 【何もすることがなかった一日で悩む】自分を用意して さあ笑おう

再認識

気力も失せて 寝不足 座っていても立ち眩み 本気で病院にいってみるか? と思いはじめたころ もいちど省みた いつしかの夕陽の切ない想いみたく 店でみかけた懐かしい駄菓子の味を思い出すように ああ、やりたいことはコレだぁw あれもしたいわ、 これやっとかないと死ねないわ、、、と 次々と見つかる 見つかる いつも君を安心させたいのに 如何ともし難く 言葉で表し辛く メールかなぁ?電話かなぁ?とか 迷ってみて 日が変わる 気が萎える さあ、明日はもっと歩こう こんな自分が好きになって 君への言葉をずどぉーん!と伝えられますように

うつろい

緊張を伴う助手席 右を向く理由を探して 長い長い旅に出ているなんて 左手に摘まれた小さなマスコットしか知らない 2人には壁紙にさかならない外の景色 雨か……嵐だわ… 隣合える素敵な理由 例え触れ合っていなくとも 同じ何かを共有しているの 気が利かない音楽、仄かな香りが優しく流れる車内と鼻腔、早いのか遅いのかわからない流れ去る景色、忘れられるだろう今日の記憶 移ろいゆくものに 私たちは乗っている きっと次の瞬間に 真っ二つに引き裂かれたり どちらかが消え去るなんて珍しくもない そんな世の中、 明日には大切な貴方をいなかったことにするなんて些事にもならないわ

これから

掴みとったつもりはなくとも 選択は常におこなっている 望んだつもりもなくとも 周囲を巻き込んで 互いに影響しあっている 木の葉が朽ちて循環し、エネルギー伝播がおこなわれている閉路、 汚染が自らヒトを蝕むこと、 休日に混雑するマーケットや催事場が混雑すること、 極小の経路に多数が集中することなどと同義で、 複雑系はある閾値を超えるとマクロ視野で影響度が近似している 私が選ぶことは多数を占めているし、意思を固めたうえで選択している ただし、ひとりで生きているわけでもないし、全てを救えるわけでもない 手を伸ばして掴んだものの背後には 或いは 目を背けて、観なかった事柄には 満足だといえるものは皆無で 少なからず週末の深夜に懺悔することがある

転生

欲望渦巻く世界と私自身に辟易するの 早いとこ生まれ変わって あなたの部屋の なんでもない枕にでもなろうかと思っている 部屋を替えられても、彼女を迎え入れても平気な抱き枕 枕なら嫉妬もねたみも呆れもなく ただ凹んで戻る毎日 捨てられてもきっと寂しくもなく 次の貴方の枕に転生するわ それとも、部屋を漂うホコリにでもなろうかしら? 風に任せて、部屋を巡り ときにはカラダに触れたり、吸われたり きっと今よりは楽しいわ

毎月毎夜

楽しいこともあった それなりに苦しみもあって 悪くもない、貧しくもない境遇に不満をもらす時期もあって 人並みといえなくもない生き方をしてきたの 仕事に泣かされ 好きなことに挫けることもあって 血の連なりに拠る配慮もしながらここまできたわ お腹に向かって挨拶してね 痛みに苦しみ 不安が不安を扇ぎたて 床に伏せるを耐えて 新たな君を望む この先も、、、 苦しいなかに自身を省みる時間もなく カラダに皺を刻みながら 【託す】を君に打ち込むことだろう 楽しさを見出せ 苦しみを受け入れろ 忙しなさという険しさのなかで泉を掘り出そうよ 貴方もいる 彼らも頼れるわ そして君がいるんだもの 闇ばかりではないわ

青い空を見ていた

痺れている 腕によりかかる重み 頼られている嬉しさもあり 日頃の疲れも染み出し 疾風を超える速度 過ぎ去る陰のその向こうに青空 自分らしさとはなんだっけ?と雲に聞いてみた 痺れている 記憶を頼る在りし日 登り詰める気持ちに憧れ 静謐な気分を求め 形のない時間のなか 形のない思い出を旅して 自分のなかの青空に色を塗ってみようとした 痺れている 無力で意味のない今に 痺れている 足掻いても息を止めても何も変わらない今に 痺れている この瞬間に