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3月, 2008の投稿を表示しています

せつな

悲しみを残したくない 君の記憶箱には陽の光ばかり 揺りかご願望にかまけて 見失うこと 刹那的なこと これで花が散ろうものなら もう一度春をやり直さなければ… 親御さんへの挨拶は 2人のビジョンは まだ深いところにたどり着いた気がしない manicureを買い足そう 次の休みの予定 僕の何を求めてくれるのだろう?

休日2

多忙に負んぶした多忙が背中にある毎日 若葉が勢いづく 薄桃色の花びら達が顔を覗かせてくる 春を実感するために集まる人+人+ヒト 街は混雑し、道路は渋滞 桜に集まる観光者達に混じる我等 一緒にいると思えば 多少の寒さも 強風だって 小雨だって 寝不足だって矜持となる 吸い付く想いと 反発する感情に 生在る自分を感じている 死から程遠い存在を意識できる つまり 君がいて世の春が芽吹く 一瞬の春 短すぎる夏 哀しみをともなう秋がきて きっと最期に冬だろう ひとりで全ての季節を生き抜くことは辛すぎるけれど 二人でいるならば 僕のなかの君という灯火があたたかいのだとしたら 幸せで逝けるのだと確信する だから もう怖くもない 忙しい毎日 如何お過ごしですか? 暑くなっていきます ご自愛ください

休日1

おめでとうの意味を考えずに言い放つようで 自分が正しかったのか否かを後から吟味している 過ぎたことを 正すことも反故することもできないにも関わらず 軽く後悔とやるせなさを感じつつも 掘り下げる寒さが残る陽だまり 歩けば芯から暖かく、木に寄り添えば伝わるチカラ 土と草木花と戯れる園児達 皆漲っている おめでとうと伝える 君の何かが変わることは期待していない ただ、何かが伝わってきて、私にその台詞を言わせたのだ 仕事に疲れ 君を求めてしまう魂に ウソはつけないけれど 相反する気持ちを上手にまとめ上げることができた一瞬 愛憎にも似た両極を 今日という陽だまりの旋律にのせて ただおめでとうと伝えた日

裏面の色柄、染みカビ、色褪せ

癇癪を大安売りしてる子らと違うとは言いたい 思慮深く考え抜いて努力を積み上げた末の不本意な状況だと説明したい 今すぐ君に埋もれて堰止めていること全てをグシグシガリガリしてやりたい きっと爽快っ♪ 何を鬱屈させてきたのかも不明で 確証がないまま、弁護をしているよう この季節の鼻炎みたいー!目に見えない原因が悩ませる こんなとき、楽になりたいと… 思っちゃだめです。 楽になれるならみんな飛び込むって、 夢枕に看板やら呼び子が立つんだって! 明日までの辛抱、 君に少しだけもたれて一息つける日までのご辛抱

真実は犬のなか

今朝も眠くて 誰かのぬくもりを思い出そうとしながら 昨日までの到らぬ失態の数々を反省していく そんな早朝 空は雨を引き連れてきそうで 今後を占っているとでも言いたげで 払拭するために 視線を落とすことさえしたくない 犬と何某の映画の看板 自分の頭のなかで脚本家が動き出した! 理想の忠誠を形にした精悍な奴と不運な飼い主の物語 「待て」の最中 忠を抱く犬の目の前で飼い主が事件に 巻き込まれる もう楽しいことも苦しいこともなくなると悟る忠犬‥ 「待て」を続けることが最優先コードなのか? 飼い主を亡きものにした加害者を探すのか? 人間は犬の気持ちを理解できない 人間の常識で犬の気持ちを代弁しているだけで 犬は何を思う?ボスを失った犬は何を感じているのだろう?

できる位置

逢いに行こうと思ったの 貴方へ走らせ どうにでもなると考えていた 事情が許さない 仕事に疲れたの etc. そんなことは理由にさえならなくて 逢えば「その次」を求めてしまう自分がいる 更なる安心と 今を上回る気持ちを求めてしまう だから辛抱 この渇望が収まってから 偶然すれ違って会えたような気分で、 突然降って止んだ雲の切れ間を見上げるような自然な形で、 貴方に逢いにいきます

満腹の次

お腹が空く→生きる力が唸っている 食わないと死ぬぞ、遺伝子を残すんだろ?てな具合で お腹が空く→攻撃力が増す 仕事をしないと食えないぞ、給料欲しいっしょや?てな具合 もの言わぬ草木が花を開くときの 音のない力強さ もの静かな苦労人が 晩年世に認められる輝き 光を放つ人の陰には大勢の犠牲と淘汰と妥協 そして欲が泥沼の劇画・活劇宜しくのた打ち回る 原理は単純で 現実は複雑なことの摩訶不思議 お腹が空く→世界がまわる 満腹になる→消化が始まる 君を求める→次が始まる

かみ合わない

仕事の準備は万端 体力もそこそこ!やる気も満タン! なのに会えない現実に挫けそっ 次の日は朝から雨だったり、 仕事が忙しかったり 昼食の酢豚が豚じゃなかったり それどころか人参が固かったり! 普段なら挫けるものでもない事柄が こんなときボキボキとカラダの芯のほうから崩壊音 こんなとき、君とギクシャクしようものなら壊滅音 明日も仕事は万端に! 早めに寝て体力充電 やる気を見せびらかせ 【なのになぜ?】的現実に蹴り食らわせろ ズレた歯車ならいつかかみ合うさっ 寝て覚めてみたら直っているさっ ごめんなさいっ!の一言でも解決さっ ありがとう!でもOKさっ

閉じた世界

ガツガツ食べて ごぉごぉ眠って ンギンギ!力んで ほぉ〜んじゃらぁ〜ん…と緩む 覚えて忘れて傷つける 知らないうちに回復し いつのまにか疲れやすくなっている 長いこと生きる、生きてくるということ 刻まれたことを全て活かしたいのに 時間は平等的に記憶を薄めていく 深く抉ったことでさえ風化させているような癒しているような どこまでも傲慢なんだろう 全てを許して笑い 全てを救い叫ぼうだなんて、、、 少し離れた愛すべき人でさえ心底笑わせられないのに こんなことなら魔法使いになるんだった! 自分の魂と血肉を使って 欲に塗れた社会とすりガラス越しの物理法則を飛び越えて 逢いにいけるのに でも、これは君のためじゃなく、自分のエゴだってことに気づいて そこで停止する毎日です

日常と距離

知らない街を歩く 香り立ちそうな陽光と 浮き足立ちはじめた旅行者達 自分は独りでいるんやなぁ どこへ行くんやろう? と自問自答 知らない街を往く 郷里を離れたこの地では 空気の香りに 南の風が混じっている 違うアクセント 違う呼吸 自分は独りでは生きていけへん 独りでは生まれてきていない 隣の座席の人との気遣い 空けてもらったり、譲ってもらったり、 挨拶無しの対価よりも 会話の多い商売 きっと 何かに繋がっていくもんや 知らない道をいく 遠くの君に祈る

花束

無駄な時間は有効に 通勤時間でも本を広げ、気難しい顔をつくって 仕事の合間でも仕事の話し、気の休まる暇もなし 目が疲れて、何も手につかなくなって ふと見上げて窓の外、 ハトが力強く朝日とランデブー 遅れて仲間も飛んできた 羨ましくなった ハトが進化して人語を解するなら 何と表現するだろう?? アルジャーノンみたく気の利いたジョークも飛ばして くるのか?? そして、喧嘩もできたりして うひゃあー♪ いつしか大切な仲間 そして永遠の別れ だから皆お墓を作るのね 花束をあげたい人 既に話せない人達 お墓がどこにあるのかも知らない 心の庭の墓標へ 心の花束を墓標へ

テアレ

4人席に横並び 二人席じゃひっつけない 深夜の客席はカップルと単車な子ら 店員の挨拶や話し声が飛び交うなか、 外の寒さも部屋の空調の不快感は 寄り添っていることでチャラとなり、 言葉を交わすと、他の喧騒は聞こえなくなった 手を繋ぐと 欠けていた何かが満たされた

再起を賭ける毎日と、雲の向こうの方

君のことはよく知らない 率直にいうと希薄な関係だろう 電話は殆どしない メールが多くて いざという時に姿や声を確認できないのだから、、、 目視できるかどうかのぎりぎりライン! 目の前には拒絶だったり、無言の眉間にシワだったり、 後ろにはストーカー法だったり、 伏目がちな生き方 見せる笑顔には遠慮があったり そんな風に読み取ってしまうのは 思い込みが割り込んでいる? それとも 見抜いてしまっている為だろうか? 夜が支配する 孤高感覚と孤独感は ナイフの先のように究極的には収束し 同一で 君が笑い・泣いて 空が曇って 電波が飛び交っていようとも 生に意味があろうとなかろうと 今、認識宇宙と外宇宙とは関係のないことだと感じられる 事実、そうなんだろうなぁ だから苦楽を求めて苛まれ、君に許してほしいんだろうなぁ