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4月, 2008の投稿を表示しています

【考察】生きる・死ぬ

子供の頃、まだ祖父が生きていたとき、 夜中に祖父が亡くなり地獄を味わう様を夢で見て 魘され起き母親に泣き縋ったことがある 人の死、自分の死を理解できる生命は 人間以外にはいないらしい 人以外の命は数分先、数時間先、何年もの先を予測・推測する 機能が備わっていないそうで、 人が死を恐れるのは何十年も先を理解できるからだそうな (チンパンジーなどは子供の不慮の死が理解できないらしい) 少なくとも何億年も続いてきた命の連鎖 魂の存在を否定できない理由がありそうな気がする 生命現象とは別の次元で、 共有したり、伝播したり、蓄積される現象があってほしいと思う というよりは、在ってよいのではないか?と考える それが魂だと呼ばれるようなものだったりするのかなぁ、、って 例え人の知性がどこかに流れ着くことがない 泡のような存在だとしても 遺伝子に乗せた自分の分身が 必ず同じ想いと思考で永久に近い時間を旅してくれると 思う そう願う 祖父を知っている私がいる 曾祖母を知っている私がいる 父と母から創造され 命として足掻く私がいる 遥か未来を紡ぐ 私達がいる

歯を磨く

いつか本当のことを伝えるときがくる 君との写真が一枚も撮らなかったこと 記憶と忘却の繰り返しで翻弄しつくしたこと 愛と憎しみのバランスを失うことが怖かったこと いつか、そのときが来るのだとしたら 今すぐ伝えよう そのほうが気分が良いよ 不味ったらすぐに謝りましょー 肌が荒れたら気持ち穏やかに眠りましょー 君が欲しくなったら電波を飛ばしますー いつも真面目!というわけじゃないんで そこのところよろしくね 割と悪かったりするの 人並みの5倍ほど根に持ったりするわ 好きだから清濁の奥まで知りたかったりするの 過去の辛さまで貴方に救いあげて欲しいわけじゃにけれど 今すぐ気分良くなりたい もどかしいのが嫌いで 裏腹な態度と結論を導き出すの わかってほしい 開けたら閉める 落としたら拾う ゴミをつくらない 感謝されたら誰かの力となれ 病む前に休養を 笑顔と歯磨きは継続して 貴方が欲しい 傷つけるつもりはなくて 貴方が欲しい

つかめない

笑顔がいつも同じじゃない いつ、どんなときに君が笑うか 思い返してみる 思わず笑った、、、ってあっただろうか? 汗ばむ手を強く握り返す 笑顔を思い出せない 強くなる陽光 季節が巡ろうとする 止められない 手紙を出そうか 想いのたけをサラリと込めて 同じようなツッコミ 同じような呼吸で安心 安堵する反面に 本心がそこにあるのか不安になる 恋愛に【完全】や【完璧】を求めて 抜け出せない、そして必ず袋小路に陥る先人達に習う 君が好き 決して掌握しない 近くにいてほしい 互いに自由で 働いて 食べて 寝る 毎日おこなう営みと 決して無にならない宿業を背負いながら 君を求める 理解しきってはいけない迷路

Inexplicit, each other

擦りガラスの向こうがわを見ているような気がしてる 原始の森の霧がかった小川沿いを旅している様 昨日のテレビも 日頃のわだかまりも差し引いて あなたを思ってみた それでも自分が決めきらない まだ、そのときではない 友達と比べることはしたくないの あのアイドルってこんな話し方するんだ? あのタレントって離婚していたのねぇ〜 ていうゴシップと、 貴方は今、誰のことを考えている? こんな比較をしてみたり 私が落ち着いていないだけ もう少し待って 急かさないで

デザート

仕事が9割な毎日 君のことも疎かに せめて休日はたくさん想って 空回りしないように気をつけて 部屋からも出ずに 瞑想する僧侶のように 脳内を大掃除 薄曇りの果てに 解決策があると信じて カメラアングルも気にして どこから誰が見てるやら? 行き交う車と電子の波たち 僕は立ち止まる 想いを発振するために 何気に唄う 久しぶりの発声 あー、きもちええ〜 宇多田の歌詞 部屋に響かせてみた あー、すっきり

Keep me alone

薄曇りのなか 疾走する季節 時間に味があって 口腔内で転がすことができたなら 君との 互いに知らないことで悩むこともなくなる 少し物足りないかもしれないけれど 時空を超えた存在 一瞬でもそんなところに行っても良いかなぁ? 一日署長みたいな あれはアレで踊らされている 何がどうなろうと、苦渋を飲み干す毎日 乾いた大地にカラッカラの喉を 押し付けるような毎日 君という恵みが降ってこないか? 井戸でも掘れば湧き出す喜びなのか?

HAKANA

挫けそうだった 信じていたら裏切られた 天気予報とは裏腹に嵐に遭遇 伸ばした手を弾かれた 結論から伝えよう どんなことがあっても受け入れて 取り込んでやろう 丸呑み気分でごっくんちょ 大きな骨も 軋む感情も 全部消化吸収 完全燃焼よろしくね 青い空は常にある 移ろうのは雲 人の営み 今日もいってらっしゃい 気をつけて

おはよぅ

誰にも言わない言葉を君におくる 鳥たちが交わす記号のように 母子が把握しあうお互いの声のように 瞳の奥の猜疑心 求めるその艶やかな唇 挨拶を交わして 刻む毎日 蕾が綻ぶ 雲が走る 雷鳴と風雨 移ろう街の景色 君の姿はなく 君へ飛んでく言葉

束縛と自由の裏面

むせ返る太陽がすぐそこまでやってきている 血流もそれに合わせて めぐり逢う何かと共鳴しはじめようとしている いるいる!そんな奴らが昼夜を通して騒ぎ出す季節が来る 恋人達は必ず手を繋ぐものなのか? 好き合っていると必ず求め合うのか? 愛していると言葉以上の想いが噴出するものなのか? 否定だけを君に押し出しているだけじゃないっ 僕の至らないことも知ったうえで君は毒矢を 差し出す 【はい、どうぞ♪】と 僕は胸骨の間に突きつけて前のめり むせ返る狂乱がすぐそこまでやってきている 呼吸停止できたら 思考も止まって自由を獲得できるってことなんじゃないか? そうかな?自由も放棄することになるのだから堪らないっ! ストレス性変質を起こして自分を変化させる アルカロイド系を取り込んで何かを知った気でいる 反社会・反倫理的原理で全うする そんな僕らは幸せでも不幸せでもなくて 差し出された時間のなかで足掻きもしていないのだから 僕は生と死の狭間から世界を揶揄することさえできなかったりする

臨界点

【子作りのためのセックスは苦痛ですか?】 といった内容のメールが届きました 丁寧に返信したはええけれど、 具体的な理由をいつ伝えようかと思案しています 恋愛感情がなくても求める欲があって 情愛があっても無欲でいられる形態があって 清濁を循環させている毎日に いつのまにか安らぎを錯覚させていた 二人のことだから 二人だけのことではないから、 連続すると思われる時間のいつに端を発しているだとか関係なくて 問題は現在から未来へと続くものだから、、、 とか考えてると自分は何者だ?と考え始めて疲れてきました 理路整然としない思考をどうにかしてください 時間軸記憶と原理を誕生日かクリスマスにください 色々考えることが多くて、疲れてきました やっと疲れを感じるようになってきました 何をどうしたら気持ちが晴れるの? 自分の何が到らないのか?どうしていけば多くの人が幸せになる?? どうにもならんし、自分がしたいようにしてきた結果でもあるわけやし 目を背けるわけにもいかんし、 まあなんとかなるやろぉ! 自分らしい私ですか 自分らしさ、、、 いつも、涙を流すときは自分自身のことで悔し泣き 自分がダラシなくて、悔しいです 悔しいからまた泣けてきます いくつになっても変わらないダメな自分がこびり付いています

メマイ

連日の仕事 毎日の睡眠不足 思考の交錯 意思の明確化 明日も仕事 体は痩せ衰え 少年のような飛翔 プロのようなダッシュ アマチュアのような好奇心も 今は薄くなった胸板とともに 立ち眩みがする 座っていてメマイするようになったら医者にいこう 眩む日は大人しくしていたい 頭のなかが揺れはじめているのだろう 寝てメマイするようになったら息を止めよう 眩む明日 明後日は無い

揺れる春

教育と常識の矛盾と社会の対応能力 労働・納税と支配層の搾取について 解決の糸口を探るでもなく 秋の夜長を楽しむように 意識を広げてみよう 汗ばむ艶肌に甘噛み 互いに体と意識を合わせあい 求めあったとき それでも世界は生死を孕みながら回転している この世界では時間が幻のようだ 自分自身が揺らぐのも無理はない 加えて此処は春で 希望と絶望が交錯している 揺らぐ春よ

春に見る蕗の薹

去年の今頃、雪景色のなかに君が地面から顔を覗かせていた ただ一輪 無機質な庭の片隅 寂しそうだった 瞬く間に一年が経過 積雪の日が多くて 君を見つけることができなかった でもつい先日発見! 今年は仲間がたくさん 寂しくないね♪ 工場の敷地だから摘まれて 食べられることも少ないだろう また来年、寒さと暖かさが交差するこの季節に会おうじゃないか 君たちは更に増えていて 僕は疲労を増していることだろう