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儚い我等

この間まで緑を配していた土の部分
今は小さな男の子が寄ってきそうな黄色い工事車両
そのうちアスファルトや工場になるのだ

野山だった 人が恐れて踏み入れなかったところに
今は我が物として扱う
耕され 固められ その上で人が享楽を貪る
何らかの報いが来ないわけがない

何も知らなかった脳みそに 知識と常識と遊びを詰め込んだ
泣いて笑って 食べて寝て、、、
争いの無常さを知って、世界が矛盾で構成されていて、
社会が汚いもので積みあがっていることを知って、
そして君が奇麗だと知った
全てに感謝できるところまで来たにもかかわらず
世界が終焉の一歩手前でうごめいている
希望と絶望が背中合わせになっているのだ

草木を押しのけたのならごめんなさい
田畑にしたのなら感謝
人の都合で扱ったのなら 報い償うべきでしょう
社会が根底にあって人がふんぞり返っているのではない
命が育まれているなかで社会が成り立っているのだ

風が強く吹けば 儚く消える命
大地が揺れれば 汚れた水も飲めない我等
テレビが映らなければ すべきこともして良いこともわからぬ文明人

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